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ミドリのひとりごと

(ダジャレー夫人のひとりごと)
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いのち
〜 ああ 川の流れのように 〜

のあの歌の詩はどこで書かれたか…
それを知って驚いたことがある。

四万十川でもなく犀川でもなく、釧路川でもなく
実は…
ハドソン河なのだ。いえ、川の中ではなく、川を見ながら
書かれたのだとか。
そう、ロック・ハドソン、いえ、フランク・シナトラが生きてて英語版で歌っていたら、それこそ世界中でヒットしたかもしれない。

3年前、久々にニューヨークへ行ったとき、自由の女神の上、
つまり、ハドソン河の上空を30分ほどセスナで廻った。
19歳のとき、自由の女神の中の螺旋階段を登ったことを思いだし、
上空から見た景色に、あの頃の自分を登場させた。
最初はただ懐かしさだけ。そのうち、あれから一体自分は何してきたんだ、
という、それこそ自責の念ばかりが頭の中で廻り出す。
どうもいけない。いつも、こう。

それよりも、あの大きな川の中央に不時着とは!
155のいのちすべてが救われた…本当になによりのこと!
ニュースを聞いたとき、まず、「エアバス」という言葉でビクッとした。
前日、エアバス・ジャパンの社長のグレン・フクシマさんと
お会いしたばかりだったからだ。
でも、原因が鳥とわかり、ある意味では、よかった、と胸をなでおろした。

でも、そうも言い切れない。鳥たちもかわいそうだ。
自分たちの棲息の域を、巨大な鉄の鳥が入り込んできているわけだから、
あちらも犠牲者なはず。
共生、といえども、これはむずかしい問題だ。
年間に何千件という数で同じ事故があるとか。
こんな安堵の結末ばかりとは限らない。
今後の対策に変化がもたらされるのかどうか?

        −−−−−

20年ほど前、新幹線の中で、ある男性がニコニコとサインを求めてこられた。
どこかで拝見したような…?
色紙ではなかったけれど、何に書いたか覚えがない。
数年して、何かの会でその方にお目にかかった。
「あ、ぼくね、車中で森さんにサインしてもらったんですよ。
覚えてないでしょう?実はずっと、ファンだったんです}
「えっ、覚えていますよ。やっぱり○○さんだったんですね。
まさか!と思っていたものですから」

「趣味の園芸」をごらんになっていたのかな?

でも、以来、ずっとお目にかかっていなかった。
ところが昨年11月、菊池寛賞の授賞式でばったり。
お変わりなかった。受賞された安野先生とお親しかったらしい。
「あ、森さんでしょ?懐かしいなあ」
「○○さん、お変わりないですねえ」
「いやいや、僕はもう、じいさんでネ(笑)」

2千人の人いきれの中で、それから少し会話を交わした。
まさかそれから2ヶ月もしないのに、訃報を耳にするなんて。
久々に安野先生とお会いすることになっているので、
○○さんのこと、お聞きしてみよう。

日比野克彦さんが新聞にこの方のことを書かれていた。
相当のおちゃめさんでいらしたらしい。
だからこそ、ユニークな発想がたくさん生まれたのでしょうけど…。
ひょっとして、新幹線の中で私、からかわれたのかもしれない。
それでもいいわ。
お目にかかれてよかった!

福田 繁雄さん。
どうか安らかにお眠りくださいませ。
                
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